親子ほど歳が違う姉がいます。

甥は61歳、姪は56歳、甥も姪も独身です。

二人とも、背が高く美男美女、モデルさんのような容姿です。姉も私に似ず、背が高く美人です。そんな家に行くとまるでガリバー村のようです。


5年ぐらい前に姉は足の手術をしました。退院時に病院から、退院後は介護施設への入所を勧められましたが姉は「失礼や!」と立腹、リハビリの療法士さんに家に来ていただいて、家でリハビリをしていました。姪が、「先生に施設を勧められてママ、めちゃくちゃ怒ったんよ」って笑ってました。姪が療法士さんの手配からお迎えから全てをしてました。


その後、姉はペースメーカーを入れることになり、数ヶ月毎の外来は姪が運転する車で行き、お薬やお会計は全て姪がするのですが、コロナの時は長く姉を院内にいさせたくない姪は、姉を家に送ってからお薬を取りに行ってました。


コロナ前は診察後に二人で食事をして帰るのが楽しみだったらしいのですが、コロナ禍の間は、心臓が悪い姉の感染を心配した姪は姉の行きたいところ、美しいところに車で連れて行ってたらしいです。


姉の身体に何かが起きると、兄妹で対処しているようです。


数年前に姉の家に行くと、昔のままの姉と姪で楽しそうにお喋りをして笑って私を迎えてくれました。昔と違うのは姉がすっかり老いたことぐらいです。


お店をしているので、姉はお店を手伝いながらお庭のお手入れをする毎日。


姉と姪を見ていると、幸せそうで

ここにも天国があると感じました。


母は、孫二人の結婚を心配してました。

とりわけ、姪のことは心配でした。


でも、、、

あのとき、姉が病院に勧められるままに介護施設に入っていたら、姉はお店の手伝いも、庭いじりもできなかった。ペースメーカー外来を施設の職員に付き添われて行く姉は言葉を無くしていったんじゃないかな。診察後の姪との美味しいお食事も、美しい景色も見られなかった。もしかしたら…認知症になっていたかもしれません。


姪を思うとき、姉の犠牲になったのじゃないかと心配したこともありましたが、姪は…

姉と笑って姉を心配するのが姪の幸せなのかと感じます。


姪ももうすぐ60歳、

今の時代、子供がいても一人で入所する介護施設を考える年齢。

可哀想に可哀想に…と思っていたけれど、みんなに幸せなことだったのかもしれないって思いました。


姉はずーっとおっきな犬を飼ってました。今はみんなが老いてしまったので、もう飼えない…って言ってましたが、先日姉の家の前を通ったら、出窓におっきなニャンコを発見!そして、カーテンの向こうにその子と遊ぶ姉の姿がありました。

甥と姪が、姉のために保護猫ちゃんを引き取ったようです。



今日は遅いお昼になったので、晩ご飯はパスしようかと思ったけど、きっと22時頃お腹が空くような気がするので、ちょっとだけ

300均で買ったお弁当箱。しっかり蓋ができるのでハイキングに持って行こうと買いました。いつもはコンビニでおにぎりを買って行くのだけど、お弁当の方がお昼が待ち遠しいから^ ^

ご飯の真ん中に「鶏そぼろ」が入ってます。