幸せはいただけるものなんだ

健康診断でした。小さなクリニックでお願いしました。

待っているときにおばあさんと付き添いの息子さんが来られたのですが、おばあさん、土足で入って来られたので、息子さんが「あかんやろ!スリッパ履かなあかん!」って言うのだけど、おばあさん笑顔で立ち止まったまま。「スリッパ履きや!」息子さんは口だけで手は出ない、受付の方は知らん顔。

私がスリッパをおばあさんの足の前に置いて、スリッパに足を誘導して履いていただきました。健康診断が終わって出てくると、お二人は仲良く並んで座ってお喋りされてました。時々息子さんに叱られながら…笑

「いいなー」

お会計を終えて帰ろうとすると、息子さんが「ありがとうございました。」って深々と頭を下げてくださいました。


こちらこそ、幸せそうなお二人の姿を見せていただいてありがとうございます。(と思った)


帰ろうとバス停のベンチで座って待っていると、おばあさんと娘さんが来られたので、おばあさんにベンチをお代わりして、娘さんと立ち話。お母さんは95歳、東京から来られたらしい。

「まぁ!お幸せなことですね。羨ましいです。」と私と同じ歳くらいの娘さんに話しました。「タクシーを使わずに歩きとバスで移動しています。よく歩いてくれます。」と嬉しそう。

今から行く龍安寺さんに…お父さんのお墓があるとおっしゃったので、「一条天皇のお墓も龍安寺さんにあるのでご覧になって来てください。」と言うと、知らなかったと喜んでくださいました。

バスを先に降りられると、私の乗ってるバスを振り向いて見て大きく手を振ってくださいました。


娘さんと一緒に一生懸命に歩かれる小さなお母さんの背中は可愛いかったです。


お年寄りの幸せな笑顔を見ると嬉しいです。嬉しいって感情を持たせていただけたこと、感謝です。こういこと、毎日感じて暮らせたら幸せだなぁ。


千鳥屋さんで大好きな丸ぼうろと栗饅頭ときんつばを買ってきました。



身長はマイナス1センチ小さくなって、

体重は5キロ増えました

(高校から)