弱いものイジメに気づかない強い人たち

母が私に「してはいけない」と言ったことが一つだけあって、イジメ

長兄が幼い頃に近所の子供たちにイジメられていて、母は子供のいない国に行きたいと思ったと言ってた。


そんな話しを聞いていたからか、それともそんな両親のDNAも持って生まれたのか

私もイジメが大嫌いで、弱い人の側に自然といることが多かった。



すっかり忘れていたことをさっき思い出すことがあった。

数年前に配属された病院、新人の私でもわかるイジメ。陰口、無視…

私は陰口を言われている女の子とよくランチが一緒になった。

彼女が話してくれた。

病気がちのお母さんと二人暮らし、彼女のお給料だけでは厳しくて夜にスナックでバイトをしていると言う。近くに住むお兄さんも援助はしてくれる、有り難いって言ってた。

「だから、お昼にボーってすることがあって…」彼女、陰口を言われていることを知っていた。


私、泣いて話しを聞いてた。なんもできないけれど、頑張ろうねって言った。

しばらくしたら、彼女が退社すると上司から聞いた。お昼、彼女と二人…

「随分前に退職願いを出していたんです。ポロンさんがいたら辞めなかった。」と言った。


彼女、私が来るまでひとりぼっちで針のむしろ状態だったんだと思う。

誰か一人でも彼女に話しかける人がいたら辞めなくてよかった。

アドレスを交換して、その後もメールのやりとりをしていた。


誰も、自分の行動が彼女を追いつめたことを知らない。


さっき、イベントで知り合った方から「実は…」というメールをいただいた。70歳、シニア。こんな年齢でもイジメはある。

「いつもポロンさんは丁寧に返事をくれるから、つい甘えてしまう」


可哀想に…

あたりまえです。そんなことに感激しなくていいです。そんなあたりまえのことが、その人にはあたりまえじゃなかった。


私は、変わってると思う。

人のことなのに辛くなってしまう。


GW、今日もお掃除。

気持ちいい。

クッキーはこんなふうになりました。