そこそこに未熟人生

生け花が好き

習字が好き

いろいろ習い事もやった

お菓子やお料理を作ることも好き


お習字は何度も展覧会に出展

生け花は免状を持つ

いやいややっていたのじゃなくて、好き


ある大きなお店の女将さんに「なんでも器用にできはるなぁ」って言われたことがあった。

母もだった。なんでも器用に上手にやる人だった。


時々、街に生けてあるお花を見たり

習字を教えている友人を見ると

職業にできていいなぁって思う。

なんで自分は極めて職業にしようと思わなかったんだろう…って思う。


なんでも、そこそこにはできるけど

一つも極めたものがない。中途半端なあかんたれ。


ついでに、姉は色白で背が高く美しいと評判。その美貌で玉の輿。

「姉は美しいのだけど、、、」と言ったら、

「君はそこそこだね」って言われたことがあって、「どういう意味やねん」と心の中で思ったことがあった。


そこそこ…って自信にはならないことを人生の終盤になってやっと気づく長い長い未熟生活。