ポジティブ

フェイスブックに「ポジティブ」という投稿があった。長年苦しめられた旦那様を介護施設にほうりこんだと書いてあった。それを知った息子たちが母親を非難するけれど、誰も自分が看るとは言わなかった。


というもの、この投稿に書かれていた

たくさんのコメントはこの投稿の内容に「当然!」と理解を示すものばかりだった。



以前、別れた夫の父に介護をしてほしいと言われたことを書いた。私は「喜んで」と答えた。ある人は「普通考えられない」と言った。考えられない=正解ではないとしたら、

私は正しくないことを言ったことになる。


だけど、わたしは

正しいことの前に、心を持つことをした。


一人娘は長男と結婚、

彼はおそらく…自分の両親とも暮らすことはしないと思う。嫁の両親は尚更

夫はお湯さえ沸かせないような人だった。

別れた後、母が心配しているって夫が言ってた。


いろいろあって別れた人ではあるけれど、

私は自分の身体さえ元気であれば、

別れた夫の介護をしたいと思う。

彼を施設に預けたくない。

施設の方は、彼が好きな里芋の煮物やアジのフライを作ってはくれないだろうし、

お煮しめに厚揚げは入れてはくれないだろうし、彼の下手なギターを楽しんで聴いてはくれないだろう。