長岡天満宮さん

イベントで長岡天満宮さんに行きました。




妊娠しているとわかって、実家に報告に帰ると父の顔が土色をしてました。癌でした。

その日から毎日この長岡天満宮さんにお参りしました。どんなお天気の日も、一日も欠かさず。

父は娘が産まれて半年後に亡くなりました。長い入院生活、娘を連れて行こうとすると、

「病院は空気が汚いから連れてきたらあかん」…そう言うので、たくさんの写真を送りました。


父が亡くなったとき看護師さんが

「お父さん、消灯後にローカから漏れる灯りでお孫さんの写真をご覧になってましたよ。毎晩、ご覧になってました。」と言われました。


その話しを聞いて涙がこみあげました。話してくれた看護師さんには感謝でいっぱい。

いつか、娘にも話してやろうと思います。

幸せな思い出はたくさんあった方が心が豊かになれます。


今日も長岡天満宮さんはたくさんの人でした。主人のお母さんにオオデマリを切って持って行ったのだけど、暑くて枯れてしまったので渡さずに帰って来ました。枯れたオオデマリ…可哀想なことをしました。

ピンクの糸

友人は二人姉妹の旧家、大家族の長女。

家を継ぐと決心していたけれど、ある日舞い込んだお見合い話、いいお話だったようで嫁入りしてしまった。


婚家のお舅さんから「我慢しなくていい、やりたくないことはやらなくていい…やりたいことだけをやりなさい。」そんなふうに言われたらしい。この言葉は彼女の大転機になったようだ。


細かいことは省略、


私も彼女を知って考え方が大転換したように思う。こうでなければならない。ってことはほとんどの場合、そうなくてもいいんだ。


ボビンレースの宿題…白糸で織っていた彼女、レースの糸が途中でなくなったらしい。家にはピンク糸しかなくて、

100人いれば100人は白糸を調達する。彼女は途中からピンク糸で完成させてしまい先生を驚かせた。

↓  


普通は発想すらしないけれど、

発想するところ、そしてやってしまうところが驚いた。でも、間違いではなくて

そして、、なんとなくステキでもあって、、、

思い出にもなる。


彼女はお昼ご飯は作りたくないらしい。なので毎日旦那様と外食。専業主婦だから家事をやらなきゃって概念は夫婦共になく、


一年中海外旅行に行くのに、犬を飼ってる。

動物を飼ったら旅行に行かれないという概念もない。


海外旅行もギックリ腰で歩けなくても行ってしまう。車椅子で…


姉妹二人ともが家を出た結果になってしまったけれど、彼女の旦那様はだから…彼女のご両親を心配し大事にされるらしくて、それを見て彼女も感謝する。


もう少し早く彼女のピンク糸のレースを見ていたら、私の人生も変わったかもしれない。


自分勝手に生きるのではなくて、

みんなが感謝する気持ちがあるからできることだということが大前提だけど。


今日帰り道で見つけた

母子草🌱

可愛い🩷


和顔施と気持ちのある噺家さん

10年前

出町柳のお花屋さんで自転車の前カゴに乗せられる小さなオオデマリを買いました。何年もお花が着くことはなくて、お花が咲かないオオデマリなんだと思っていたら、数年前に一輪、翌年二輪…それでもこの程度だったのですが、

今年は枝も立派に成長して狂い咲いてます😂😂😂


夕方ワンちゃんを連れたおばあさんが通られて、「いつも綺麗なお花をありがとう。」と言ってくださいました。

わたしも、「いつも見ていただいて、ありがとうございます。」って言いました。

この方、いつも穏やかな笑顔でニコニコお話ししてくださるんです。こういうのを『和顔施』っていうのでしょうね。感謝です😊💕





そして、今日はこんな郵便物が届きました。以前にも書いたことがあるけど、

高校のクラブの後輩の息子くんが噺家さんになられて、応援のために聞きに行ってたんです。その落語会は彼と「林家愛染」くんが二人で一つのお題で競い合うという会。

会の終わりに記帳をして帰りました。10年ぐらい前かな…

それからずーーーーーっと、応援するはずの後輩の息子くんではない愛染くんから落語会のお便りが届くようになりました。

「愛染くん、間違ってるよー」って思いながら、わざわざ連絡する必要もなく時は過ぎ😂

今では、私は愛染くんの大ファン🩷


彼、いつも手書きなんです。

どれだけの数のお手紙を送っているのだろう…最近まで宛先も手書きでした。決して美しい文字ではないけど、心ある文字。

今年は15周年の大切な年らしいです。10年前からお顔が随分変わりました。結婚して守る家族ができた顔です。(ただの幸せ太りかもしれない😑)間違いない人、頑張ってほしい噺家さんです。