送付状

兄嫁が新米を送ってきてくれました。



近江米🍚

甥のお嫁さんのご実家で獲れたお米。

うちは元々は田んぼを持っていたのですが、叔父が全て売り尽くして^ ^;

母はお米を知り合いから買っていました。

兄が結婚してからは兄嫁のご実家から分けていただいて私のところにも送ってくれていました。

今は兄嫁のご実家もご両親が亡くなられたので、甥のお嫁さんのご実家から分けていただいているみたいで、兄嫁がそのお米を送ってきてくれました。


二つ…


娘の家の分と私の分だと思います。

娘のことまで気にかけてもらって、そんなことがとっても嬉しくて感謝ができることが

有り難いです😊🙏💓


お米…


私には二人の兄と、一人姉がいます。

長兄は9歳離れていて、早くから跡取りだからと、私たちとは離れた部屋で暮らしていました。兄はとんでもない美男子で浮世離れしたところがあって、インドで暮らしたり普通の人生は送れなかったようです。亡くなる前は、生活も困り出していたのかもしれません。


母は私が帰省すると娘や私にお小遣いをくれたり、子供や孫のためにお金を出すことを厭わない人でしたが、長男である兄にだけは厳しかった。


「お金を送ってやると働かなくなるから」そう言って母はお米だけを長兄に送ってました。

「お米さえあれば、生きていける。」


兄が亡くなった後の部屋を片付けにいくと、

足の置き場のない荒れた部屋にあった箱の中からたくさんの送付状が出てきました。母が送ったお米の送付状が一枚一枚皺を伸ばして残してありました。