鳥
娘が中学のころ
夜になるとマンションのベランダの手すりのところで(手すりの下が棚のようになっていて、外からは見えなくて、風を遮ります)二羽の雀が休んでました。
寄り添って、羽がふっくらしてました。
部屋の電気を落として、大きな声を出さないように、娘と二人でソーっとソーっと過ごしてました。
賃貸マンションで生き物を飼えないので、大切なお客様でした。娘は大喜びで幸せな時間でした。
以前、この家のリビングの窓の外でドスン!という音がして、外を見に行くと小鳥がその場所に置いていた自転車に乗って部屋を覗いてました。落ちて脳震盪を起こして、飛び立てないのかなーと思って、窓を開けて部屋の中から小鳥を見てました。
いつの間にかいなくなって隣の屋根からこちらを見てました。その日から物干しに異様な物体が手摺に置いてあるようになりました。それが小鳥からの贈り物だと知ったのは、数日後、家の前の児童公園の入り口に同じ物が落ちていたからでした。それは小鳥が作る巣の材料(小枝)でできた親指の関節ほどのものでした。
何を思って届けてくれていたのだろう。と思うと可愛いくなりました。
今日は仕事で、バスの中からカラスを見ました。道路の真ん中に立って、人間を見て小首を傾げる様子が可愛かったです。
通り抜けをするお寺の木に小鳥がいっぱいとまっていて、見ていると可愛いんです。
私は、スズメとカラスとハトぐらいしか見分けがつかなくて、鳥のことを知れば楽しいだろうなぁって思います。
友人の家はゆったりと巣箱を置いています。私も友人がくれた巣箱を小さな庭に置いたことがありましたが、友人の家には来てれますが、うちはダメで、巣箱は風雨ですぐに壊れました。
今朝は、バスを降りたら高齢の女性が歩行器を押しながら小さなワンちゃんを連れて歩いてました。ワンちゃんの頭を撫でさせていただくと、柔らかく暖かい感触にホッとしました。
高齢者は動物は飼えないと言われ、私も諦めましたが、、、
動物、生き物と共に生きていきたいなー
お喋りしたり、笑ったり、心配することや、大変なこともあるかもだけど、全ての感情を共に生きたいなーって
今日はいつもより強く思いました。
↓ これはベルギー、ブルージュのペギン修道院ですが、
ヨーロッパの森で巣箱がつけてある木を時々見かけました。