「わかったよね」話
友人(70歳)と植物園に
桜はまだまだでしたが、久しぶりの友人とのお喋りを楽しんできました。
老いてわかったよね…
親の気持ち話。
彼女は20年前に大腸癌を患いました。覚悟を決めてお母さんに話したそうです。お母さんは間髪入れず「私はどうなるの?」と言ったそうで、彼女は呆れたらしいです。娘がこんなときに自分の心配かと…
若い頃の彼女はお母さんは自分勝手な人だと決めつけて見ていたので、そうとしか考えられなかったらしいです。
20年経ちお母さんは亡くなられました。
彼女は再発することもなく元気に暮らしています。二人の息子さんは弁護士、結婚した長男さんはご両親と暮らすための部屋を設けた新居を購入、優しいお嫁さんと可愛い孫とで暮らす何不自由ない暮らし、、、
に見えますが、いろいろありました。
「辛い経験をしてわかったわ…
母を自分のことだけの勝手な人と思ってきたけど、母は…
私がいなくなる辛さの表現を「私はどうなるの」って言葉でしか思いつかなかったんやと思う。母は私がいなくなることが辛かったんや。そりゃ、母親やもんね。親の気持ちがやっとわかるようになった。この歳まで生きていなかったらわからなかった。」と言ってました。
私もまだまだ、未熟
まだまだ…気づくことがいっぱい。
幸せになるために必要なことは
「気づき」だと言った人がいました。
お昼は彼女のリクエストで
よしむら北山楼の さくら
友人たちの老後は
超高級施設のようです。
「もしかしたら、みんなと一緒に最後を過ごすことになるのかも…結局はお金はやっぱりあった方がいいってことやね。」
超格差社会の介護の実態。私達がこんな社会を作ったのでしょうね。