きづいてあげれなくて、ごめんね
私の仕事はシフトなんです。
若い人は自分のシフトを一か月頭に入れているみたいだけど、私は前日の夜に明日は何だっけって確認します。以前は壁にカレンダーは貼らなかったけど、去年大きなカレンダーを貼りそこにおっきくシフトを書いてます。
今年はもう一つ、小さなカレンダーも貼りました。
昨夜も何回も確かめて寝たのに
今朝目覚ましが鳴る前に起きて、何だっけ?って確認、今朝は5.6回確認…
そして、ウトウトしていたら夢を見ました。
仕事に行くバスが目の前で行って、タクシーを探して小さなトンネルをくぐると知らないところに出て、女の人に道を尋ねている夢。。。
最近覚えることができなくて、
これは加速して酷くなってます。仕事にも僅かな支障を、今は自分だけでヒヤヒヤするぐらいに感じています。
「身体が続く限りきてください。」と有り難いことを言ってもらい、大好きな仕事だけど
ご迷惑をおかけするようになったら考えなきゃならないな…って思っています。
数年前に祇園にオープンしたフレンチに行きましょう話しをいただいて、
どんなお店だろうってネットで調べようとする度に、「なんだっけ?」
山地陽介…の山も地も陽も介も出てこない。
まして、山地さんなんて名前が例え親友の名前と同じでも、、出てこないと思う。
老いるってことはこういうことなんだな…
老いを一つ一つ実感する度に思うのは母のこと。一人で老いの苦しみを全部抱えてた、、
変形した足に沢山テープを貼ったり魚の目をカミソリで削いだり、大きな音でテレビを見たり、病気になっても辛いと言わずに一人で電車に乗って病院に行ってた。
私が小学生のときに、針に糸を通してほしいと言った母、それが申し訳なさそうに…言ったっけ
針に糸を通したけれど、その時はこんなに目が見えないことが辛いことだと思わなかった。
親って言わないんだよね…
気づいてやれなくてごめんね。