祇園祭

三年ぶりの祇園祭、やっぱり京都の夏のはじまりは祇園祭です。

ですが、最近の人混みは疲れます。

宵々山、宵山には行きましたがコロナというのに露店はびっしりと出て、マスクなしで食べ歩き、一通で歩けない人混みでした。


巡行はテレビで。テレビの方が涼しいお部屋でゆっくりと美しいタペストリーが見れて解説までしてくれて、楽チンです。

大好きな蟷螂山、屋根の上のカマキリと羽田登喜男さんの美しい友禅がオシャレで可愛い山です。

写真は蟷螂山の公式HPからお借りしました。







羽田さんの作品は美しくて、可愛くて好きです。


今は室町も新町も西洞院も油小路もマンションだらけで、鰻の寝床の商家や旧家が少なくなりました。昔は祇園祭になると夏設えのお家の中を見せていただけたりしたのだけど…

おそらく、その辺りで生まれ祇園祭を暮らしの中で見ていた人には寂しいかもしれません。


祇園祭の楽しみ方は、一つ一つのいわれを知って回るといいと思います。すると、自分の欲しい粽にたどり着きます。