for you < for me

私が思春期を過ごした時代は、

まだ男性の役割、女性の役割というものがありました。


愛の告白は男性から、家族を養うのは男性、デートの費用は男性


私もたくさんの告白を受けました。

何人かの方から手紙もいただきました。


「君は覚えているかなぁ

放課後、僕が忘れ物をして取りに帰ったら

君が一人で教室にいて

君は輝いていた。眩しかった。」


文面をハッキリ覚えています。結婚生活で苦しい辛いことがあったとき、よく思い出しました。「輝け!負けるな!輝け!」


告白は、純粋で誠実で胸に響きました。

男性は女性を幸せにしたい、守りたい、笑顔をみたい…そんなことを思ってくれていたのでしょう。

女性はこの人について行こうと思ったのでしょうね。


時代が変わり、自分を大事にしようという言葉を見かけるようになりました。自分のためを第一に考えるようになったように思います。自分が楽しむために。自分が幸せであるために。

自分が中心の時代になりました。

for you…ではなくて

for me




  心から キミに伝えたい

  傷つきすぎたけど まだ間に合うよ

  心から キミを愛してる

  キミに降る痛みを 拭ってあげたい すべて

         I for you