祇園ランチイベント

今日は兄の命日

命日と言っても、警察が決めた日です。

この数日前に兄から着歴がありました。

気になりましたが、すぐかかってくるだろうと折り返しをしませんでした。

この電話が兄の最後のメッセージになりました。

兄が寂しく暮らしていることは知っていましたが、兄には友達もいます。大人です。こんなことになると思っていませんでした。

もし、私が着歴を見てすぐに電話をかけていたら、、

もし、私が兄のことを気にかけていたら、、


命に重さはなくて、どんな命も親からいただいた大切な命。孤独で家族のない命だから、自分で切った命だから軽いことはありません。


兄は優しい人だったけど、決して甘やかされては育っていません。ただただ、優しい人でした。


いろいろな経験をして

一人一人に大切に向き合うことをしようって思います。特に、ひとりの人には…


今日はあるイベントで、祇園にランチを食べに行きました。






お食事を終えて、

カフェへ。

ロシアの美しい女性がカウンターの中で作ってくださいました。

カウンターだけの小さなお店ですが、居心地よかったです^ ^



帰りは鴨川を歩いて



床の下はお店です。


鴨もカラスもいます^ ^




帰ってメールが入ってました。

知人のお母様が具合が悪いということでした。

104歳。「施設には入りたくない」というお母様。「施設に行きたくないって言うんやから、行かせなくていいやろ。僕は、母親が家でゆっくり力尽きていけばいいと思ってる。」

息子さんはそうおっしゃってお母様と二人で暮らされてました。

息子さんは、外出しなければならないときはヘルパーさんに頼んで、部屋に監視カメラをつけていました。

一度、スマホをニタニタ見ておられたので、見せていただくと、モガモガ動いているお母様の姿がありました。

理想の老いだと思いました。