ごめんね

娘は私立のお嬢様学校に行ってました。


家から遠く、クラブの地方遠征に親御さんも一緒に行っていたみたいだったけど私は行きませんでした。娘が「ママは遠いから来なくていいよ」って言ってくれて、そんな言葉に甘えていました。

「◯◯ちゃんのお母さんがハーゲンダッツを差し入れてくれたの」って喜んで話す娘に「よかったねー」って…ノー天気な母親でした。


娘は高校2年のときに突然クラブを辞めました。中高一貫校で中学から5年頑張ってきたのに…最後の卒業試合を待たずに辞めました。


何があったかは言いませんでしたが、クラブ顧問の先生と話しをして、娘がクラブを辞めたいと思った理由がなんとなくわかりました。


イジメ……


娘には悟られないようにしました。以降…

どうしたの?何があったの?も、クラブの話しもしませんでした。


私は

生徒や先生に対して批判する気持ちはあまり持たなかった。「酷い」と思わなかったわけではありませんが、それ以上に私自身を責めました。


どうして気づいてやれなかっだのだろう

遠くても遠征に参加して、子供たちと交わっていればよかった


今も苦しくなるのは、娘の傷ついた心。

どんなに辛かっただろう

ごめんね

ごめんね

ごめんね…