「自分を好きになる」
最近よく聞く言葉です。
私はそんなことを考えたことが一度もないんです。父は私を猫可愛がりしてくれましたが、母にはいつも「可愛くない」って言われてました。『すましている』って親戚中…母の妹達や私の姉から言われて育ちました。あっ!下級生女子にも笑。
すましているつもりはないのだけど、こちらから話すこともありませんし^ ^;
母はきっと私がみんなに「可愛い、いい子」って言ってもらいたかったのだと思います。叔母や姉が帰ると私が寝ているベッドの横に座り、目を縦にして怒りました。「可愛くない!」って。
可愛くないって言われ続けても、私は自分が可愛くないって思わなかったんです。だから自分を嫌いになったことは一度もありません。
今は自分が嫌になるときを自覚するときがあります。それは、人の批判をするときです。誰かの批判をした後、自分が嫌になります。人の悪口を言う自分が嫌いで言った後嫌な気分になります。
そんなとき以外は、私は自分が好きかもしれません(自惚れ?)
離婚をして、結婚生活が順調で幸せいっぱいの友人を見ても羨ましくありません。
私は両親が大好きだから、そんな両親のDNAを持ってる私が好きです。どんな人にも分け隔てなく優しい父、祖父母を尊敬して働き者だった母…そんなDNAはしっかり継いでるように思っています。
フランダースの犬を見て泣いてた父、人のためになんでも引き受ける父、下着にまでアイロンをかけて、家事が大好きだった料理上手な母、両親からもらったこの容姿も嫌いじゃないです。
私は私でよかった…って思います。
もし、自分を好きになれない…って思っている人がいたら、
あまり深く考えないで、
お友達と笑って話すあなたを、
なんでも美味しく食べるあなたを、
ノラニャンコを見て心配するあなたを、
人を好きになるあなたを、
あなたを愛したご両親のために、
私でよかった…って思ってほしいです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。